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戦時用語の基礎知識―戦前・戦中ものしり大百科 (光人社NF文庫)
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| ジャンル: | 歴史,日本史,西洋史,世界史
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| 人気ランキング: | 133321 位
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戦時用語のレファレンスとして隠れた名著。しかも、コンパクトで廉価。
時代が変われば言葉も変わる。特に大きく制度が変わったり技術が急速に進歩すれば、廃止された制度に関係する概念や、陳腐化した商品の固有名詞もまた死語になる。
しかし、高々60年前の日本が分からないのは、やはり困る。 戦争に負けて陸海軍が廃止され、憲法・民法・生活スタイルもアメリカ式が理想として導入(或いは強制)された。 一気にあなた任せの太平楽な世の中になり、世代間の伝承がされてないのだ。 なお、占領軍の命令により、「太平洋戦争」と称されている先の大戦の、我が国における当時の正式名称が「大東亜戦争」であることも、本書に詳しく出典が明記されている。
私は戦後生まれの若輩者であるから、この本で取り上げられた100語が果たして適切な選択かどうか自信をもって言えないが、少なくともこれくらいは知らないと昭和20年±15年間の日本を理解することは不可能であろう。
最近は、どんな概念・用語でもインターネットで巧く検索すれば一通りの答えが得られることが多いが、そのまま信用して使えるわけではない。 やはり、出典のしっかりした書籍は必要である。
本書は「読み物」としては筆者の感情・思想が余り感じられず、退屈なところがあるのだが、重要な用語には出典が明記され、要所に図版と写真を交えた必要にして十分な説明は、レファレンスとして十分に有用な本と言える。 私は本書を、コンパクトで信用のおける戦時用語事典として愛用している。 手元に1冊、お薦めの小事典。
光人社
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